主日礼拝メッセージ                                                                           2020年1月5日 

夢を抱こう

箴言29章18節

山岸 明牧師


  「幻 がなければ民は堕落する」(箴言29:18)とあります。人生で大切なことは夢を抱いて生きることです。著:『心の詩』の中に『人の知恵が行き詰まった 時、必ず夢がさめている。人の力が失せる時、必ず幻が消えている。夢は老人を若がえらせ、幻は青年に前進する力を注ぐ。民であろうと、国であろうと、家族 であろうと、個人であろうと何事によらず夢を失い、幻を見なくなった時、すべてにおいて下降線をたどる。』とあった。皆さんは夢を抱いていますか?それと も夢を失っていますか?

 次に、私たちが夢を持って生きるときに絶対に必要なものがあります。それは「信仰」です。神を信頼するという『信仰』です。信仰のない夢とは、自分の欲 望や野心達成のための夢です。それは別に悪い事ではありませんが、信仰がなければ単に憧れに終ったり、自己実現で終わってしまうものです。信仰によって夢 見る人は希望に満ちて内面から輝きます。「いささかも疑わず、信仰をもって願いなさい。疑う者は、風に吹かれて揺れ動く海の波に似ています。そういう人は 主から何かいただけるとおもってはなりません。心が定まらず、生き方全体に安定を欠く人です」(ヤコブ1:6−8)。信仰による夢を持ったとき、私たちは 喜びと確信をもって進むことができます。

 最後に祈って待つことです。「だが、わたしが計画しているこのことは、今すぐには起こらない、ゆっくりと、少しずつ、しかも、確実に実行するときが近づ いている。遅いように思えても失望してはならない。これらのことは必ず起こる。ただの一日も遅れることはない。」(ハバクク書2:3)と記されている。夢 というのは回り道をして実現するということです。それも、私が実現するのではなく、神が実現させてくださるのです。

 私たちは教会に対して、また社会に対して、自分に対しても大きな夢を持つことです。そして、教会につながっていてください。何故ならば、キリストの体な る教会にとどまるとき、ぼやけていた夢やビジョンがクリアになってきます。また、あなたに必要な夢が与えられます。私たちは互いの祈りのサポートの中で、 夢に向かって力強く前進していけるのです。


 
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