【主日礼拝 メッセージ】                                        2009年10月 11日 

 『前に向かって出発(出発信仰』 

ルカによ る福音書8章22-25節 

 

 私たちは新しい事を始めようとする時や次のステップに進もうとする時、恐れに悩みます。故にこちら側(現状)に留まっていたくもなりますが、時には冒険をしてでも向こう岸に行かなければならない事も人生の中にはあるのです。では、私たちが勇気を持って向こう岸に渡るにはどうしたら良いでしょうか。

1)御言葉の力を知ること。イエス様と共に出発した舟が突然の嵐に遭い、転覆しそうになりました。弟子たちは溺れそうになり寝ていたイエス様に「先生、先生、おぼれそうです」と助けを求めました。「イエス様は起き上がって、風と荒波とをお叱りになると、静まってなぎになった」24 イエス様は「御言葉の力」がどれほどのものであるかを弟子たちに示されたのです。

2)御言葉に信頼すること。次にイエス様は弟子たちに言いました。「あなたがたの信仰はどこにあるのか」25弟子のヨハネやペテロは漁師のプロです。知識と経験と感覚から判断して、このままなら間違いなく舟は沈み、皆な荒波に投げ出され、誰一人助からないと判断したのです。一方イエス様は弟子たちに何と言ったでしょうか「一緒に向こう岸に渡ろう」と言いました。あなたがたの信仰はこの御言葉にあるのか、それとも、あなたがたの知識と経験にあるのかと問われたのです。どちらが正しいかではなく、何を信じたかを問われているのです。

3)御言葉と共に歩むこと。イエス様と共に旅する人生は、自分の求めとは違った方向に進んでいく事があります。しかし、イエス様が一緒に向こう岸に行こうと言われる道は、実は私たちにとって本当の幸せに向かっての歩みなのです。「わたしの口から出るわたしの言葉もむなしくは、わたしのもとに戻らない。それはわたしの望むことを成し遂げ、わたしが与えた使命を必ず果たす」イザヤ55:11 御言葉で人生をスタートして、イエス様と共に舟の旅をしているのでしたら、必ず向こう岸に着くのです。「安心しなさい、わたしだ。恐れることはない」マルコ6:50

 

 

 

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