【主日礼拝 メッセージ】                                       2010年1月17日 

『イエス様に聞く』 

マタイによる福音書17章1-8節
    
        

 人間のコミュニケーションについて、聞く事、話す事がとても重要だと言われています。聞く事によって相手を知る事ができ、反対に、話す事によって自分を知ってもらう事ができます。この「聞く」「話す」それが上手な言葉のキャッチボールのようになるために大切なことが3つります。

a) 聞くこと:コミュニケーションで大切な事は「聞く」ことです。聞く事は語ることへの準備段階だと言われています。聖書にも「聞くのに早く、語るのにおそく」ヤコブの手紙1:19とあります。これは一方的に語る事に注意を促しています。神が人間を創造されたとき、耳を二つ、口を一つにしたのも、聞くことの大切さを表されているのです。こうして私たちは今、改めて「聞く」ことの大切さを知るのです。

b)  本当に聞かなくてはならない声:私たちは社会でいろいろな声を聞きます。聖書からの声、自分の内なる声、他人の声、私たちはどの声に一番耳を傾けているでしょうか? 本日の箇所に「ぺトロ、ヤコブ、ヨハネの三人がイエス様と一緒に高い山に登られたとき、雲の中から、これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者、これに聞け」17:5との声を聞きました。誰に聞けと言われたのでしょうか、それは主イエスであります。

c) 聞いて行うこと:「御言葉を行う人になりなさい。人を欺いて、聞くだけで終わる者になってはいけません」ヤコブ1:22私たちは御言葉を行おうとするとき恐れて一歩を踏み出せなくなります。しかし、恐れる私たちにイエス様は手を取り呼びかけます。「起きなさい。恐れることはない」17:7と。この事を信じて踏み出すとき、そこから行いが始まるのです。勇気をもって御言葉を行う者となりましょう。

 
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