【主日礼拝 メッセージ 】                                                             2010年7月4日 

『弟子の姿』

使徒言行録 4:15−22 


 ペテロとヨハネはイエス様の復活を宣べ伝えているところを捕らえられ牢に入れられました。翌日、律法学者や大祭司などイエス様を十字架に追いやった者たちの前に引き出され「お前は何の権威によって、だれの名によってああいうことをしたのか」7、と尋問されました。イエス様と同じように殺されるかもしれないという状況の中にあって、ペテロは聖霊に満たされて言いました。「ほかのだれによっても救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです」12。 

 数ヶ月前、イエス様が捕らえられたとき、ペテロとヨハネは弟子である自分たちも捕らえられると思い一目散に逃げました。ペテロにいたっては、あなたはイエスに従っていた者ではないかと言われ、イエスなんか知らないと3度も否みました。私たちも、同じ状況の中にいたならば、きっと彼らと同じように逃げ出したり、イエスなんて知らないといったでしょう。

 そんな彼らが、何故このように大胆に語れたのでしょうか。それは聖霊を受けたからです。「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける」1:8 とある通りです。私たちは今まで頼れるのは自分だけと考え、自分を信頼し頑張ってきました。しかし、そんな生き方に行き詰まっているのが今の世の中です。悲しいことですが、毎年3万人以上の人が自ら命を絶っているのです。これが、私たちの現実です。

 では、私たちがこの世を力強く生きるための聖霊を受けるにはどうしたらよいでしょうか?それは、この世に向かっている心を神に向けることです。そして、神に帰ることです。そうすれば聖霊はあなたがたの人生に介入し、あなたの人生を導いてくださいます。そして、あなたに霊の実を結ばせてくださるのです。それは「喜び、平和、寛容、善意、誠実、柔和、節制」ヨハネ15:4。と言った幸せの実です。今こそ悔い改め、心を神に向けましょう。


 

 
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