【主日礼拝 】                                           2010年10月31日 

『神と人に仕える』

ペトロの手紙(一)4章7-11節

山岸 明牧師

 「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい」(ペトロ(一)4:10)。パウロはすべてのクリスチャンが神の忠実な管理者になるべきだと語っています。「こういうわけですから、人はわたしたちをキリストに仕える者、神の秘められた計画をゆだねられた管理者と考えるべきです。この場合、管理者に要求されるのは忠実であることです」(コリント(一)4:1−2)。

 聖霊は一人一人に賜物をお与えになり奉仕へと導きます。そして、神はそのすべてを用いてご自身のみ業を進められます。つまり、教会の中にある一人一人が持つ賜物の違いは、神さまが教会にお与えになり、その働きを必要としておられるものです。

  聖霊の賜物は、おのおのに与えられています、故に、私には賜物はありませんと言う人は誰も居ないのです。聖霊の賜物は、皆の益となるためであって、個人のためではありません。故に、賜物は教会の必要のために、あなたに任されています。賜物はあなた個人の好みや都合で決められるものではなく、教会的なものなのです。聖霊の賜物は、聖霊の現れであって、あなたが誇るものでも、また、人と比べて自慢したり、うらやましく思ったりするものではありません。

 「わたしたちは、与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っていますから、それを快く行いなさい」(ローマ12:6−8)と言っています。教会は一人一人が持っている賜物をすべて必要としています。キリストへの奉仕に役立たない賜物はないのです。もし、あなたが賜物に気づいておられるなら、皆の益に用いることです。賜物が分かりませんと言い続けているのは1タラント預かりながら土を掘って隠している僕のようです。今がチャンスです。掘り出して用いるのです。その結果、あなたが仙川キリスト教会の体であることを喜び、キリストの体として生き生きと働き、そして、喜ぶのです。しかし、一番喜ばれるのは主なる神様です。


 
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