【主日礼拝 】                                       2011 年3月27日 

『開かれた門』

ヨハネの黙示録3章7-13節

山岸 明牧師


 神さまは私たちに素晴らしい人生を用意されています。それは「見よ、わたしには、だれも閉じることのできない門を、あなたの前に開いておいた」(3:8)。

 1『開かれた救いの門』イエス様は仰せになりました。「わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる」(ヨハネによる福音書10:9) 神様は私たちのために救いの門を開いてくださいました。それはイエス・キリストの十字架によって完成されました「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」(ローマ10:13)のです。
 2『開かれた伝道の門』主は福音を伝えるため、私たちに伝道の門を開いてくださいました。「わたしは、キリストの福音を伝えるためにトロアスに行ったとき、主によってわたしのために門が開かれていました」(Uコリント2:12)。と、パウロは言いました。伝道の壁にぶつかると、伝道は困難で難しい、やっても駄目なのでは?と否定的になってしまいますが、どんなに困難があっても、主が伝道の門を開いてくださっている事を信じて伝道に励みましょう。
 3『開かれた祈りの門』あるときペトロが牢に入れられてしまいました。そのときペトロは二本の鎖につながれ、二人の兵士の間で眠らされました。また番兵たちは戸口で牢を見張っていました。そのような絶体絶命の中からペトロが救われるという出来事が起きました。どうして、そのような事が起きたのでしょうか。「教会では彼のために熱心な祈りが神にささげられていた」(使徒12:5)とあります。全てが閉ざされたかのような状況の中にあっても祈りの門は開かれているのです。
 4『開かれた可能性の門』私たちは過去に経験した苦い思いや、辱めや、痛みなどから、私には無理だ、出来ないと言って簡単に諦めてしまいます。パウロは「わたしの働きのために大きな門が開かれているだけでなく、反対者もたくさんいる」(コリント16:8)と言いました。それは困難の中にあっても、可能性の門が開かれていると言うことです。勇気を持ってチャレンジしましょう。
 イエス様は十字架によって殺され葬られました。しかし、絶望の象徴でもある墓を蹴破ってよみがえってくださいました。このお方が私たち一人一人にだれも閉じる事のできない『救いの門』『伝道への門』『祈りへの門』『可能性への門』を開いてくださっていることを忘れないでください。


 
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