【主日礼拝 】                                  2011年10月9日 

『感謝の心を培う』

テサロニケの信徒への手紙(一)5章12-22節

山岸 明牧師

 私たちは人から何かをしてもらったときに『ありがとう』と言って感謝の気持ちを持ちます。人から感謝されたとき、大きな喜びと充実感を味わう事ができます。 生きている喜びを感じる事もあります。辛いことでも、感謝されると、がんばって良かったと思います。聖書を見てみると不思議な事に気がつきます。本来なら感謝などできない困難の中にあっても、結果に振り回されずに感謝できることです。自分にとって都合の良いときだけではなく、不都合のときでも変わらずに『感謝』していることです。どんな事にも感謝できたら素晴らしいと思いませんか。しかし、感謝の心は自動的に芽生えるのではありません。感謝できる心を育てるのです。

 「感謝の心をつちかうための」3つのポイント。

1、人生を見つめてみること。忙しさと慌ただしい中で、ロボットのように過ごしていないでしょうか。それぞれに与えられた人生を本当に楽しんでいるのでしょうか?例えば、神様が造られた自然を見てください、心が癒されます。大らかな気持ちになります。人生、一度、立ち止まって神様とあなたの関係をみてください。「主を喜び祝う事こそ、あなたたちの力の源でである」(ネヘミヤ8:10)

2、笑うこと、皆さんの家庭には笑顔がありますか?笑いがありますか?感謝がありますか? 家庭が文句と“こごと”会話もない、それでは明るくて温かいはずの家庭が、暗くて寒い家庭になってしまいます。笑う事は健康にも良い事です。意識して笑いましょう。笑い、喜びから感謝の心を育てます。

3、友だちをつくること。そこで家族のことや、自分の夢を語り、悩んでいる事を分かち合う、相手の話を聞いて、自分の話も聞いてもらう。感謝の心はそのような中で育っていくのです。良いものを見る目を養い、笑い合う時間を作り、たくさんの友人を作ってください。すると、人生がどんなにすばらしい神さまの贈り物かが分かります。そして「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」(16−18)を意識して豊かな心を培いましょう。


 
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