【主日礼拝 】                                  2011年11月13日 

 『バプテスマと晩餐』

ガラテヤの信徒への手紙3章21-29節

山岸 明牧師

                    

教会には2つの礼典があります「バプテスマと晩餐」です。これは、歴史の中で誰かが勝手に決めたものでも、また、単なる儀式でもありません。目に見える救いの象徴として教会は大切にしているものです。
 
クリスチャンになるとは、神の祝福を受ける事です。それは『命と平安、生きる力と強さ、必要の満たし、弱さの助け、誘惑からの守り、捕らわれからの解放』これらはみな、イエス・キリストとの関係によって与えられる祝福です。クリスチャンになるとは、イエス様を信じる信仰によって、神の子とされ、祝福に与り、そして、キリストに信頼を置いて生きることなのです。

バプテスマとは「それともあなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるためにバプテスマを受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるためにバプテスマを受けたことを。わたしたちはバプテスマによってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです」(ローマ6:3−5)。バプテスマはイエス・キリストの死と復活に結び合わされていることをあらわしています。それはキリストの死によって罪の支配から解放された者は、キリストとともに新にされ、その復活の命を与えられて、新しい命に、新しい自分として生きることをあらわしている救いの象徴なのです

晩餐とは、イエス様は仰せられました「わたしの記念としてこのように行いなさい」(コリント(一)11:24)。私たちは晩餐に与り、イエス様の十字架を思い起こします。私の救いのために十字架についてくださり、新しい命に生きるように復活してくださった。そのイエス様がいつも共にいてくださる。私は一人ではない、キリストの愛の中で生かされている。日々、罪を犯す弱い私を、愚かな私を憐れんでくださっている。この恵を思い起こすとき、感謝と喜びが湧き上がるのです。教会に与えられた「バプテスマと晩餐」この礼典をしっかり覚えていきましょう。


 
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