【主日礼拝 】                                     2014年8月17日 

   『心の健康診断』      

箴言 21章2節

山岸 明牧師

 私たちは肉体の健康診断と管理だけではなく、心の健康診断と管理にも努めなければなりません。心が健康だと「気」が充実してきます。元気、活気、豪気(強く、勇ましく、大胆)、根気、覇気(意気込み)、陽気、勇気、やる気などが湧きあがります。逆に心が不健康だと「気」が失われ、元気がなくなり、活気もなくなり、やる気もなくなります。また、自分の生き方に張り合いを感じられなくなったり、何をやっても満たされない思いになります。

 心の健康状態を見る方法は、その人の考えや行動を見れば分ります。それは心の思いが態度に出るからです。聖書は、私たちの内側が外側にどのような影響を及ぼすかについて語っています。「悪い実を結ぶ良い木はなく、また、良い実を結ぶ悪い木はない。木は、それぞれ、その結ぶ実によって分かる。」「善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す」(ルカ6:43、45)。心が健康だと自然に良い実を結ぶということです。

 今、皆さん心は健康でしょうか? 箴言に「何を守るよりも、自分の心を守れ。そこに命の源がある。」(23)とるように、私たちは「心の健康診断」が必要なのです。そして、心が健康な状態かどうか時々、心を点検しなければなりません。点検1、私たちは、主イエスの十字架の死によって罪が赦されたことを信じて歩んでいるでしょうか。点検2、主イエスが考えるように考え歩んでいるでしょうか。点検3、主イエスが共におられることを信じて歩んでいるでしょうか。点検してみてください。

 そして「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かな実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである」(ヨハネ15:5)と仰せられているように キリストの体である教会につながり、御言葉によって養われ健康な心で人生を歩みましょう。

 


 
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