【主日礼拝メッセージ 】                                 2015年02月22日 

         『忠実な僕として生きる     

マタイによる福音書25章14−30節

大谷信道 ライフチャーチ牧師

1.主に与えられているタラントを知る
 私たちは一人の例外もなく、神様からの使命とそれを全うするための素晴らしいタラントが与えられています。そのタラントは決して、特別な能力や技能を指 しているわけではなく、自分の性格、趣味、職業、経験、家庭環境など、自分に与えられているすべてを含んでいます。ところが、私たちは与えられているタラ ントに気がついていない事があるのです。ですから、もう一度自分の生活、自分の人生をふり返り、神様から与えられているタラントを発見することが大切なの です。

2.タラントを主の計画のために用いる
 自分のタラントを発見しても、それを主の計画(大宣教命令)のために用いなければ、土の中に隠しておくのと同じこと、つまり主の計らいを無駄にしてしま うことになってしまいます。一方、タラントを用いたとしても、それが自分の夢の実現のため、自分の栄光のために用いたとしたら、それは元々主の物であるタ ラントの着服、横領となってしまいます。ですから、タラントはそれが何であれ、主の計画のために忠実に用いることが求められているのです。
 そこで、教会では互いにタラントを発見し合い、それらを礼拝、伝道、奉仕、交わり、学びなどにどのように活かせるのかを考え、実践していくことが大切に なってきます。どのようにしたら教会の中で牧師、信徒のタラントが神様の計画のために十分に発揮されるのか、具体的な方法を考え、応援し合って行きましょ う。

3.主からの報いを期待する
 このしもべたちと同じように、私たちもいずれ、キリストの前で僕としての歩みを説明することになります。誠実なしもべにとっては喜びの時、そうでない者 にとっては恐ろしい瞬間でもあります。私たちも「よくやった。良い忠実なしもべだ。」ということばを頂けるように、タラントを忠実に用い、主の栄光のため に生きる歩みを日々続けようではありませんか!


 
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