【礼拝メッセージ 】 2015年04月26日
山岸 明牧師
今、あなたを動かしているものは何ですか？神の言葉でしょうか。それとも内なる欲望の声でしょうか。もし、欲望が私を動かす原動力となっているならば、 いつか疲れ果て、自分を見失い、どこかで行き詰まり、更に、いつも恐れに支配され、迷信に惑わされ、何をするにも熱が入らず、何となく人生をやり過ごすこ とになってしまいます。
聖書は言います。私たちに必要なのは、神の命に満ちあふれること。それを与えてくれるのが「聖霊」です。もし、聖霊が私を動かす原動力となるならば、私たちの命は活き活きとし、充実のうちに輝きを放つのです。皆さんの人生の原動力はどちらですか？
聖書には私たちが聖霊で満たされていくと、人生で次のような実を結ぶと記されています。「霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、 柔和、節制」（ガラテヤ5：22）。また、このエフェソの手紙はパウロが獄中で書いたものと言われています。いつ処刑されるか分らない状況の中でこの愛の 手紙を書けたのは、まさに聖霊に動かされ、満たされたからです。
「あなたがたは、以前は暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい」（5：8）。主に結ばれて「光の子」になったと言 う現実があり、神に愛されている現実があるのです。聖霊が私たちの生活を支配し、主の御心を生きる生活へと整えてくださることを求めましょう。
｢眠っている者よ、起きなさい。死人の中から、立ち上がれ。そうすれば、キリストがあなたを照らされる｣（5：14）。悲しんでいる者、倒れている者、 嘆いている者、私なんか駄目と思っている者、いじけている者、起きなさい。新しい人生の始まりです。今まで欲望のままに人生を歩んで来た者、キリストがあ なたを照らされる。そして、聖霊があなたを導き、活き活きとした力を与えてくださることを信仰によって確信しましょう。
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