【礼拝メッセージ 】                                 2015年05月03日 

         『神に支えられて     

テモテへの手紙(二)1章3−14節

山岸 明牧師

  テモテはエフェソの教会で牧会をしているとき大きな困難に出会い、不安と恐れ、また健康の問題などもあり、燃えていた信仰の火が消えかかってしまったので す。パウロは獄中から手紙を出しテモテを励まし激励しました。神があなたを選び、賜物を与え、その働きに召したのだから、神の約束を信じて、霊の火を再び 燃え立たせるようにと勧めたのです。 私たちもこの世で多くの苦しみを背負います。家庭のこと、生活のこと、病気のこと、人間関係のこと、この社会には私たちの信仰の火を消そうとするもので満 ち溢れて、気を抜くと恐れや不安の中で、信仰の火が消えうせようとするときがあります。

 パウロは言いました。「神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです」(1:7)。このことを思い起こしなさ い。神が私たちに与えてくださった力はギリシャ語でデュナマイ。これはダイナマイトの語源で爆発的な力を表します。それは弱いものを強くし、人を死から命 へと移し、不可能を可能にする爆発的な力、この霊がすでに私たちに与えられている。だから心くじいたり、失望したりしないで、この信仰の確信を抱いて教会 生活をしなさい。

 この手紙の最後に「わたし自身は、既にいけにえとして献げられています。世を去る時が近づきました。わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走 りとおし、信仰を守り抜きました」(4:6−7)とパウロの告白があります。獄中にあってもパウロが燃え尽きることがなかったのは、自分は「神に支えられ ている」ことを知っていたからです。

 私たちも困難や苦難に直面するとき、できることなら逃げ出したいと思うことがあります。この手紙には「デマスはこの世を愛し、わたしを見捨ててテサロニ ケに行ってしまった」(4:10)とあります。デマスはルカと名を連ねるような重要な人でありパウロの協力者でした。しかし、デマスは、この世を愛するこ とによって信仰を捨ててしまったのです。私たちも信仰があるからといって、安心することは出来ません。いつも信仰の戦いがあります。それに勝利するため に、神の支えの中で霊の火を燃やして生きるのです。

 
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