主日礼拝メッセージ                                                                                   2019年1月13日 

夢に向かって
ハバクク書2章2-3節
                                                                              山岸 明牧師
 私 たちは夢を持ちましょう。夢を持つと希望が出てきます。生きる力が湧いてきます。どうしてでしょう。それは私の描く夢の中に神の夢が含まれているからで す。神は夢を通して私たち一人ひとりにビジョンを与えられます。しかし、夢をただの夢として語っているだけでは夢は実現しません。夢に向かって歩み出しま す。そうすると、それを実現するための具体的な祈りが始まります。

だが私が持つ夢には多くの野望が含まれています。自分の利益や虚栄心といった欲望を満たす事を第一に追い求めます。多くの場合、私の野望がほとんど夢を占 めています。それでも夢を追い求めるのです。なぜなら野望に占められた夢の中に、神の純粋な思いがあるからです。私の野望は結果的に災いをもたらします が、神の思いは人々を祝福にするためのものです。

砂金を取る場合に流れの緩やかな水の中で泥や石を網にいれて何度も何度もゆすります。それを繰り返して不純物を取り分けて、最後に砂金だけを取り出しま す。私たちの夢も同じです。不純だらけの夢の中から神の夢が残るように私たちをゆするのです。どんな方法で?それは苦難を通して私の野望を取り除きます。 最後に神のビジョンが実現していくのです。「人の心には多くの計画がある。しか主のはかりごとだけが成る。」(箴言19:21)

神が与えたくださった夢を投げ捨ててしまわない限り、主はその夢を育ててくださいます。だから夢をあきらめない。「わたしがしようとしていることは、今す ぐには起こらない、ゆっくりと、少しずつ、しかも、確実に、実行に移される。遅いように思えても失望するな、必ず計画通りになるのだ。忍耐して待て、た だ、一日の遅れることはない。」(ハバク書2:3)。

私たちは教会に対して、また社会に対して、自分に対しても夢を持つ事が大切です。私たちの未来は神様の御手の中にあります。そして、教会につながっていて ください。何故ならば、キリストの体なる教会にとどまるとき、ぼやけていた夢が、ビジョンがクリアになります。そして互いの祈りのサポートの中で、さらに 力ら強く前進していけるのです。
      
               

 
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