主日礼拝メッセージ                                                                          2021年08月29日 

心が人生を決める

山岸 明牧師

ルカによる福音書6章45節
「善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、
悪い人は悪いも のを入れた倉から悪いものを出す。
人の口は、心からあふれ出ることを語 るのである。」




  私たちが健康を考えるとき、肉体の健康だけではなく、心の健康にも努めなければなりません。心そのものは目に見えませんが、心の思いが言 葉、ふるまいとなって行動、態度に出てきます。「善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す。人 の口は、心からあふれ出ることを語るのである。」(45)故に聖書は「何を守るよりも、自分の心を守れ。そこに命の源がある。」(箴言4:23)と仰せら れる。
今、皆さん心は健康でしょうか?

 私たちが心を守り、豊かに成長するためにはどうしたら良いでしょうか?主イエスは仰された。「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわた しにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かな実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」(ヨハネ 15:5)まずはキリストの体である教会につながっていること。そして御言葉によって養われることです。

 心の成長と教会は深く関わっています。ですから、教会から絶対に離れないようにと仰せられています。皆さん、教会につながっていてください。そうすれば 神があなたの心を豊かにしてくださいます。神は木であり、私たちはその枝です。枝は木に結びついてこそ、豊かな実を結ぶことが出来るのです。具体的にどの ような実を結ばせてくださるのか。パウロは霊の結ぶ実として「愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。」(ガラテヤ5:22−23)言 われた。

 私たちの心は命の源です。心を支配するものが、私たちの人生を支配します。この水源地が汚染されることがないように、私たちは心の泉に良いもので満たし ていきましょう。良いものとは?「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水がわきで る。」(ヨハネ4:14)それは御言葉です。御言葉を心の泉に蓄えていきましょう。そして豊かな人生を歩みましょう。

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