主日礼拝メッセージ                                                                                     2022年1月9日 

神の約束に生きる_2

山岸 明牧師
ヨシュア記1章1−9節(旧約310ページ)
もし、我々が主の御心に適うなら、
主は我々をあの土地に導き入れ、
あの乳を密の流れる土地を与えて下さるであろう。


 私たちが未来に向かって歩むときに大切なのが、私たちの心です。内なる心の 思いが行動や態度に出るからですと共にエジプトを脱出したイスラエルの民は、約束の地カナンに向けて出発した。その地は神がイスラエルの民に与えると約束 してくださった地です。彼らは40年間荒野の旅をしてきて、今その約束の地「カナン」の手前まできた。

 そこでモーセは民の中から12名を選んでカナンの地の偵察に行かせた。偵察を終え戻ってきた彼らの報告によれば、そこは乳と蜜の流れる素晴らしい土地で ある。ただ一つ問題があった。「しかし、その土地の住民は強く、町という町は城壁に囲まれ、大層大きく、しかもアナク人の子孫さえ見かけました。」(民数 13:28)。偵察に言った12人の内の10人は言った。「あの民に向かって上っていくのは不可能だ。彼らは我々よりも強い。」(13:31)。しかし、 残りの2人、カレブとヨシュアは言った。「断然上って行くべきです。そこを占領しましょう。必ず勝てます。」(13:31)彼らは同じ土地を見て、同じ問 題にぶつかった。しかし、未来を見る心の態度が違った。

 一つは、いくら神様の約束でも、あそこには行けない、我々では無理だ、彼らは巨人のように大きく強い。そんなところに行けば殺される。彼らの見ている未 来は失望です。ヨシュアとカレブは、ぶつかった問題がどんなに大きくても、神を信じて進むべきだ。神が約束された事は必ず成就する。恐れずに進もう。彼ら の見ている未来は希望です。

 10人のリーダーと会衆たちは目に見える状況によって神の約束と希望を失い、信仰を見失ってしまった。それに対してヨシュアとカレブは信仰によって見え ないものを見えるようにして御言葉に従がった。神が仰せられた、この地をあなたがたに与えるから偵察してきなさい。このみ言葉の約束に立って未来に希望を 見たのです。その後、約束の地に入れたのは、神を信頼しみ言葉を信じたヨシュアとカレブでした。御心に適わなかった者は約束の地に入れず荒野で滅んでし まった。




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