【主日礼拝】
福音メッセージ
2005年7月10日
「命への導き手」
使徒行伝3章11〜16節
メッセージ:高橋淑郎牧師 

わたしたちは、ペトロを通して語られたこのメッセージから、とても大切なポイントに気付かされます。すなわち、イエス・キリストは神の子でありながら、この世の法律に逆らった強盗バラバにもまさる重大な犯罪者のように、また宗教的重罪人として十字架というこの上ない残酷な死刑に処せられたという点です。

しかし、聖書の神は大いなる逆転劇を見させて下さいました。イエスが十字架に死なねばならなかったのは、バラバよりも悪い人間だからではありません。ユダヤ人が言うように律法(聖書)に照らして宗教的に罪を犯したからでもありません。実際はその反対です。バラバは言うに及ばず、聖職者たちの中に醜い嫉妬、強欲、高慢という隠された罪が、十字架の光によって照らし出されたのです。しかし、神は彼らの罪を訴えて、地獄に突き落とす為ではなく、むしろ御子イエスを十字架に釘付けることによって、彼らの罪を全て引き受けて赦す為でした。そして御子イエスを死人の中から復活させることによって、その弟子たちを通して、全てのユダヤ人に救いの手を差し伸べて下さいました。40年間一度も歩けなかった壮年のように、この世で見捨てられたような状態の人のために、また、どこから見ても犯罪者であることを否定できない人殺しバラバのような人の為に、そして、一見義人を装う偽善者のためにもです。

あなたはどうでしょうか。法に触れるような過去がありますか。隠された罪を、今も未解決のままにしてはいませんか。偽善者の生き方をして来なかったでしょうか。もし、そういう人がここにいるなら、今、命への導き手であるイエスのみ前にその罪を悔い改めて下さい。あなたの心を神に明け渡してください。あなたが罪を認めて悔い改め、その罪の一切を告白するなら、神は直ちにあなたの罪を赦し、救って下さいます。それだけではありません。栄光の神の御国への門を大きく開いて下さいます。救い主イエス・キリストを受け入れる決心をしましょう。

 

本文は長いのでパソコンでお読み下さい

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